なぜ、失敗は起きるのか。
企業不祥事・不正会計は、下記の状況が原因となる事が多い。
・当期利益至上主義 = 短期志向の経営
・株式会社特有の組織的要因 = 株式会社は非民主的かつ権威主義的組織
・非民主的かつ権威主義的組織 = ボトムアップによる情報提供無し
・失敗は非難の対象という文化的背景 = 弁明・自己保身の為の仕事
・コンプライアンス及び内部統制の形式的運用 = 横並び文化による形式的運用
・顧客視点、ステークホルダー視点の欠如 = 会社本位の思い込み思考
また、企業不祥事・不正会計は下記の『不正のトライアングル』の3要素が揃うと
発生しやすいと言われている。
・動機 = 不正を行う原因
(ex. 売上目標に1,000万円足らず、部長が社長から叱責を受けそう。)
・機会 = 不正の実行を可能にする仕組みや環境
(ex.1,000万円までの売上は、部長の単独決済で計上が可能である。)
・正当化 = 不正に対する、自らを納得させる理由
(ex.不正は会社の為に行っただけであるし、消費者に実害は無い。)
情報セキュリティーインシデントは、下記の状況により発生する事が多い。
・システム開発計画の甘さ
・ずさんなシステム保守・運用・監視
・不適切なアクセス権限設定
・システム運用の外注先でのインシデント
・サイバー攻撃に対する、体制が未構築
・サービス妨害攻撃に対する、体制が未構築
ワイドショーによる、炎上の発生要因は多種に亘るが、下記の様な要因がある。
・マスコミの執拗な報道
・芸能人等の高所得者に対する世間からの嫉妬
・SNSの普及 = 匿名性に起因する人間の本性による攻撃
・非民主的思考の普及 = 株式会社的思考の普及
当サイト利用上の注意点
・当サイトの失敗事例は、報道・公共機関のWEB SITE・第三者委員会報告書等を
参考にしており、当サイト運営者による、追加の調査等は行っておりません。
・当サイトに記載の事項は、当サイト運営者の私見であり、失敗事例の原因分析等は
正確ではない事があります。
・当サイトに記載の事項は、修正を行う事があります。また、修正履歴は当サイトに
掲載しない事があります。
・当サイトに失敗事例を記載する目的は、失敗事例を非難する事ではなく、失敗事例
の分析を通じて、同様の失敗を繰り返さない様にする事にあります。